こんにちは、さくらママです(^^)
約2年前に経験した早産とNICU・GCUの体験談を書いてきました。
▼この記事で全部読めます
私は未だに「私が早産したせいで…」とか「順調な妊娠出産の経過で良いな…」(順調ってなんだって話ですが;)と羨ましくなったりする、器の狭い人間なので、
無理矢理前向きなタイトルをつけてみましたが(笑)、早産体験談の締めくくりとして書かせて下さい。
早産とNICUを経験して良かったと思う事は、
間違いなく、息子を尊敬できている事です。
生まれてくる赤ちゃんも、
とっても不安でわけも分からず怖い中
一生懸命この世に出て、
一生懸命泣き、
一生懸命母乳・ミルクを飲み、
一生懸命生きて、
一生懸命パパとママを求めてくれる事を知りました。
小さい身体で一生懸命生きようとする姿に、
胸が締め付けられるくらい辛くなり、愛しくなり、
息子の強さにただただ感謝しました。
お腹で成長するはずだった2ヶ月間の成長を、
外の世界で頑張ってくれた息子の姿は、
間違いなく尊敬に値する姿でした。
息子の生命力と強さと可愛さに感謝して、
これからも一人の人間として息子を尊重しながら子育てをしていきたいと思っています。
そして、妊娠・出産を経て、
「母子共に健康です」の言葉の重みと尊さを初めてちゃんと知りました。
赤ちゃんに特化した治療と優しさが整っているNICUの環境や、養育医療の制度にも深く感謝しました。
ブログを始める時に、早産の体験だけは絶対に書こうと決めていました。
記事を書くにあたり、「NICU」や「極低出生体重児」のブログを読む中で、綺麗にまとまっているブログはいくらでもあったので、自分の体験を事細かく時系列で書く事にしました。
きっと検索では引っかかりにくいこのブログを、数多くのブログから見つけて読んで下さり、ありがとうございます。
「誰かの役に立てたら」なんて偉そうな理由をつけて書いてきましたが、記事を書く事で、私自身の気持ちが整理できました。
NICUに入る理由は様々で、早産の原因・経過(出産まで入院でベッド上安静の方も多いと思います)も様々で、子どもの成長・退院後の自宅でのケアの有無も様々で、、
同じ30週で出産された方でも共感できない事も多かったと思います。
が、その中で、一つでも共感や参考にしてもらえたり、
逆に私はもっと大変だった!!こう思ってた!!等の気持ちの表出のきっかけにしてもらえたり、(どんな形でも、いつでも良いので気持ちは吐き出して下さいね)
初めて早産や極低出生体重児やNICUについて知ったという方がいてくれたら、
とても嬉しいです。
この言葉は息子が元気に育っているから出る言葉で、ズルいと思われる方もいるかもしれませんが、、当時私が欲しかった言葉を。
小さく生まれても、2年後には走り回っている子がここにも一人います。
呑気に親バカ出来ている母親がここに一人います。
我が子の可愛さを全身で受け止め、それが許され、それだけで癒される日々が必ず来ます。
だから、貴方の心と身体もちゃんと、しっかり、労ってあげてください。
命がけの妊婦生活・出産、本当にお疲れ様でした。
私の体験が何らかの形で少しでも役に立てれば嬉しいです。