極低出生体重児ママの親バカ育児日記♡

2018.07.07  30週で1,389gの男の子出産♡育児の日々と妊活から出産までの日々の記録です*

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【NICU】修正31週(日齢6)、NICU通いスタート。初めてのケア、母乳綿棒。早産の原因、絨毛膜羊膜炎。

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※NICUの息子の写真載せています、不快に思われる方お戻りください

 

 

こんにちは、現在1歳6ヶ月(修正月齢1歳4ヶ月)の息子を育てる新米ママ・さくらママです(^^)

私は2018年7月7日に1,389g…極低出生体重児の息子を帝王切開で出産しました。

妊娠30週での早産でした。

今回からNICUに通っていた時の事を綴ります。

*早産の原因・在胎週数も違えば、子どもの成長・発達のスピードも違うと思いますので、あくまで私の体験談として綴らせて頂きます。このような内容を不快に思われる方はお控えください。

 

 

NICU通いスタート(息子修正31週=日齢6)

NICUとは新生児集中治療室の事で、赤ちゃんにとってのICUです。ナースステーションが真ん中にあり、その周りに保育器が並んでいて、呼吸管理・心拍管理をしているモニターのアラーム音や点滴の終了の音等が絶えず聞こえてきます。

(面会は両親のみ、携帯の持ち込みはNG(カメラはOK)です。)

私の産院は申し送りの時間帯以外は面会自由だったので、10時頃〜16時頃まで一人で行き、夜は夫と21時頃〜22時頃面会に行っていました。

早産児は出産予定日を基準とした修正月齢で成長・発達をみていきます。

入院中は日齢(産後〇日)と、出産予定日までお腹にいたとして、修正〇週と表現されていました。

搾乳した母乳を冷凍して持参

初めて授乳できたのが修正35週の時で、それまでは口から直接胃に管を入れ(胃管)、胃管からミルクを入れていました。

自宅で3時間毎に搾乳、母乳フリーザーパックに入れ冷凍し、日時と量を書いた母乳を

NICUの面会の時に持参していました。看護師さんに渡して、病院で用意された個別の冷凍庫で保管してくれるんですが、母乳を渡すとき必ず「ありがとうございます。」と言ってもらいました。

最初の頃は、私が早く生んでしまったから皆に迷惑をかけてるのに、とそのありがとうさえも辛かったですが…息子の代わりに感謝を伝えてくれていると思うと、息子が大事にみてもらえている事に感謝していました。

 私はこの頃は1回60~100ml母乳が出ていて、一日500~600ml出るようになっていました。

(※しつこいですが、母乳出る出ないも体質と運だと思います)

32週の壁

 出産の際、32週だと肺が完成している可能性が高く安心できると言われ、32週までなんとか持たせたいと言われていました。NICUに通いだして、育児応援ノートをもらったのですが、それを見て32週になるまでは抱っこもできず、見守る事しかできないんだなと思い知りました。

(31週までの赤ちゃんは体温調節・呼吸調節・外界からの刺激の調節が未熟なので、優しく触れ、静かに見守りましょう。と言われました。)(※病院によるかもしれません)

ベッドサイドで搾乳したり、写真を撮ったり、ただただ息子を見ていました。

40週に近づくうちに減っていく産毛が体中にしっかりあり、まだ赤黒い息子。

早産しなかったら経験しないですんだ機械に覆われる息子。

痛くないかな、寂しくないかな、ごめんね。と常に思っていました。

 

でも、看護師さんにこの頃の赤ちゃんは「快か不快の感情しかない」と言われました。

保育器の中で体温調整され、子宮にいる姿勢で落ち着くようにタオルで丸く囲まれていて。息子が落ち着く体勢が見つかるまでずっと優しく触れてくれ、優しく声をかけながらタオルで包んでくれる看護師さんがいる。

おしゃぶりを上手に吸いながら落ち着く息子を見て、上手だね、可愛いね。と微笑まれている息子を見ながら、安心する気持ちも大きかったです。

 

…未だにこの頃の感情をうまく表現できませんが、辛いごめんねの感情と同時に、可愛い頑張ってくれてありがとうの気持ちも大きくなっていました。

初めてのケア:母乳綿棒

修正31週の時にできた事で、母乳綿棒というケアがありました。文字通り、母乳に医療用の綿棒をつけ、母乳を含ませた綿棒を息子の口に入れます。母乳の匂いや味により赤ちゃんの安心感が得られる効果があると言われました。

口元に持っていくと、ちゅぱちゅぱと上手に吸ってくれ、まだ練習する前だったかもしれないのに、本能的に吸えるんだなぁと感動しました。

(赤ちゃんは32週頃から、産後すぐおっぱいを飲む為に指しゃぶりの練習を始めています)

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修正31週(生後8日目)初めての母乳綿棒

 

息子の担当医から初めての病状説明

退院後初めてNICUに行った際、息子の担当医から病状説明がありました。

極低出生体重児

●1,389gなので極低出生体重児(1000~1500g未満で生まれた赤ちゃん)の分類になること。

「「未熟児」の表現の方が浸透していて伝わりやすいですが、今は低出生体重児と表現されています。“未熟”という表現は頑張って生まれてきた赤ちゃん・お母さんを傷つけうる表現になるので、医療用語としては現在は使われていません」と言われました。

●出産予定日を基準として成長・発達をみていき、退院後も9歳まではフォローをしていきます。

現在の治療

呼吸:産後すぐに気管挿管・人工呼吸管理したが、翌日には抜管し鼻マスクで酸素投与している。時々無呼吸があるので、持続すれば薬剤投与します

循環:動脈管は閉じました。血圧・尿量良好です。

(動脈管:肺動脈と大動脈を繋ぐ細い血管。胎児期は開いており、呼吸できるようになったら閉じる。閉じない場合は心臓に負担がかかり、手術適応になる。早産児は色んな負の条件が揃ってしまい閉じない事も多い)

栄養:ミルク+点滴(中心静脈栄養:心臓に近い太い血管である中心静脈からの投与、高濃度の栄養輸液ができる)。ミルクの量が増えれば点滴のカテーテルは抜去します。

感染:日齢0-3日 抗菌薬使用。中止後も炎症反応再燃なし。

黄疸:日齢2-4日 ビリルビン基準値以上で光線療法

 ★退院の目安…修正37週、体重2.100g以上(体重は絶対条件)

 一番は呼吸・栄養状態の安定を目指します。様子を見ながら酸素の投与量の調整、ミルク量の増加していきます。(ミルクは2mlから始め、今はトラブルなく21ml/回までupできています。)

併せて脳や眼の検査を進めていきます。

しばらくは一週間毎に病状説明しますが、何かあれば面会時に説明します。

 

早産の原因:絨毛膜羊膜炎Ⅰ度

早産の原因については絨毛膜羊膜炎Ⅰ度という診断でした。

(この日は胎盤の病理検査の結果がまだで疑いと言われましたが、後日確定しました)

絨毛膜羊膜炎:子宮頚管部、子宮口から細菌が感染してしまい赤ちゃんを包んでいる3層の膜(脱落膜・絨毛膜・羊膜)のうち絨毛膜と羊膜に炎症が起こる病気。炎症が起きていることに気がつかずにそのままにしておくと、子宮が収縮して破水を起こし、切迫早産や早産、流産、常位胎盤早期剥離の原因になる。早産の原因の約20~30%を占める。

 
この話を聞きながら、出血もあったし、お腹も痛かったからもっと診察してもらえば良かった…でも健診以外でも診察してもらって、膣洗浄・膣剤入れてもらったり、細菌検査もしたけど何もなかったよな…
とぐるぐる考えていました。
そして、妊娠中の膣からの感染が疑われる時確認されるのが、性行為をしていないか(精液は子宮収縮を促す成分が含まれている)。とか銭湯に行っていないか。とかだったんですが、湯舟にも浸からず自分なりに身体に気をつけながら必死に仕事家事をしていたのに、原因が自分にあると言われている気がして、そういう確認をされる事自体が嫌で。

また聞かれるのか…と思っていたら、妊娠中の事すら全く聞かれず、

「絨毛膜羊膜炎の原因はたくさんあります。気を付けていてもなる時はなります。この言い方があっているか分かりませんが、運が悪かっただけです。無理し過ぎたせいかもと責めてしまう位頑張りながら、30週までお腹で育ててあげた事を誇りに思って下さい。そして今の息子くんとこれからの息子くんを愛してあげてください」

と言われました。

 

私はこの言葉を一生忘れる事はないと思います。

 

破水してしまってからずっと、息子は被害者、自分は加害者。という感覚で過ごしていました。母親なのに守ってあげられなくて、何もしてあげられなくて、申し訳ない気持ちで一杯でした

 

 

会いたかった息子に会え、大きなトラブルなく経過できているので運が悪かったなんてとんでもないし、そんな言葉で息子は許してくれないかもしれない。

 

でも、今私が一番すべきなのは目の前の息子を愛すこと、それだけでいいんだ。それをしても許されるんだ。と思わせてもらいました。

 

周りのスタッフや夫が前向きに息子と向き合ってくれていることが、本当に救いでした。